寺院(本堂)葬儀のススメ!

瑞岩寺では現在、「寺院(本堂)葬儀」をオススメしています!

それは、以下の理由です。

葬儀という大切な方を亡くされるという経験は、ある日突然予期せずに訪れます。
そのときに、あわてずに冷静に葬儀をされる方はまず、ほとんどいらっしゃいません。
僧侶はまさにそのような時に必要であり、誰よりも多くの人の「死」に接しています。

私自身も学生の小僧時代から数えれば、すでに1300件以上の葬儀を行なってまいりました。
我々でも大変なのに一般の方は、分からないことを分からないまま、進めるしかありません。
そこで、出てきたのがいわゆる「終活」です。

しかし、そこには保険会社、葬儀会社、相続関係、信託銀行、不動産会社などが関わっており、本当の意味でご家族を守ってくださる方は少ないと思います。
特に「葬儀」は何十年に一度なので、前回のことはさっぱり記憶にない方がほとんどです。

昔は、村の長や地域の世話役の方がいろいろ世話をやいてくださいました。現在の孤立した社会ではそれはもうありません。
葬儀社と施主の1対1の話し合いになります。
その前に、是非1000回以上も葬儀に立ち会っているお寺の住職さんに是非、事前に相談して欲しい。

さらに言えば、寺院(立派な本堂)で葬儀をしていただきたいと思います。
通常の葬儀社の費用は、セット価格になっていて普通の方はそれですべて済むと思っていらっしゃいます。
実は、それではすみません。

火葬の予約が一杯で、遺体保管室に保管すればそれだけ費用がかかります。
式が大きくなり、スタッフが増えればそれもチャージされるでしょう。
まず、香典のお返しや、通夜葬儀のお食事代は掛ける人数なので、それには当然含まれておりません。

お寺で「葬儀」をすると何がメリットなのか?
一番のメリットと私が考えるのは、僧侶(住職)主体の葬儀ができるという一点です。
僧侶はお布施を頂戴できますので、葬儀で利益を出す必要はありません。ですから、生花やお返し、食事などの業者からのキックバックなどは不要です。

さらに、今回のコロナ禍で一番顕著だったのは、豪華な式場や待合室や食事、ホテルのような宿泊所は必要無かったということです。

①かけがえのない故人に心から手を合わせられる場所、
②信頼でき、葬儀を導いて安心を届けてくれる身近な僧侶、
③心から故人を愛おしんでくださる参列者、

 

がいるだけで良かったと。

ハワイで僕が経験した海外の葬儀は、故人→火葬→夕方から葬儀→納骨(故人→夕方から葬儀→納骨土葬)です。火葬に立ち会うことはありません。
(たぶん、天に召され復活されるイメージなのでメインランドは土葬が多い。費用が嵩み土地のないハワイは火葬が主流でした)

つまり、ハワイのように先に火葬すれば、日々行なっている法事となんら変わりません。ただ、大きな葬儀になると、駐車場や待合いが必要なだけです。最近は、そういう葬儀はほとんどありません。
ならば、一層寺院(本堂)で葬儀を勧めるべきです。

実は、葬儀社は誰でもスマホ1つあればできます。瑞岩寺も生花店、遺体搬送車、納棺師、仕出し屋と取引ができればいつでも始められます。

最後に、お寺主導で「葬儀」をする最大のメリットは、お寺にとって大切なのは「利益」を出すことではないということです。
葬儀社は、ビジネスですので、「利益」も「顧客満足」も求められます。
しかし、僧侶はその家族にあった「葬儀」をプランし、納得していただいた上で、檀信徒さんの信頼や安心を与えられればそれでいいからです。

僕の尊敬する和尚様は、お母様を亡くされた生活保護の家族の葬儀をマンションの一室で行い、そのお布施を座布団の下に置いて帰っていらっしゃいました。
本当の「寺院(本堂)葬儀」のメリットって実はそんなところにあると私は思います。

瑞岩寺葬儀プラン

A. 火葬プラン
税別210,000円
・お棺、骨壺セット
・本位牌、野位牌
・七本木、御膳
・ドライアイス
・後飾セット
・砂糖菓子
・果物
・遺影写真
・諸手続き代行

B. 家族葬プラン(1日葬)
税別320,000円
・お棺、骨壺セット
・本位牌、野位牌
・七本木、御膳
・枕飾りセット
・ドライアイス2回
・納棺、綿飾り
・後飾セット
・砂糖菓子
・果物
・遺影写真
・諸手続き代行
・司会、アシスタント
・枕団子
・受付セット


C.一般葬プラン(通夜・葬儀)
税別350,000円
・お棺、骨壺セット
・本位牌、野位牌
・七本木、御膳
・枕飾りセット
・ドライアイス3回
・納棺、綿飾り
・後飾セット
・砂糖菓子
・果物
・遺影写真、電照写真
・諸手続き代行
・司会、アシスタント
・枕団子
・受付セット

注意事項
1.瑞岩寺の本堂を使用する葬儀を行えるのは、瑞岩寺の檀徒の方のみに限定させていただきます。
2.瑞岩寺では宿泊できませんので、ご遺体と一緒に通夜を過ごすことはできません。
3.ご遺体の搬送は、距離によって費用が変わるために、上記の料金に含まれておりません。
4.葬儀のあとのお斎は10名まで書院で可能です。お返し、お食事、生花の費用は上記には含まれておりません。

合掌(^人^) 
瑞岩寺 住職  長谷川俊道

葬儀資料のダウンロード

瑞岩寺のご案内パンフレット
web200722ols.pdf
PDFファイル 8.6 MB
瑞岩寺葬儀プラン
瑞岩寺葬儀プラン.pdf
PDFファイル 79.5 KB
葬儀のご案内(瑞岩寺)R3年度
葬儀のご案内(瑞岩寺)R3年度.pdf
PDFファイル 70.1 KB