いのちキラキラ寺子屋ライブ-新井満さんによる『生と死と愛について語る』

去る9月23日の秋彼岸のお中日にお葬式の定番になっている『千の風になって』を作曲された作家の新井満さんを瑞岩寺にお迎えし 「生と死と愛について語る」と題して講演と朗読と歌唱をしていただきました。


9月にしては多少し肌寒かったのですが、500名近いご参加者をお迎えし、新井さんのご経験やこの『千の風になって』の生い立ち、生と死、 そして奇跡に近い人間の尊い生命についてすばらしいご講演をいただきました。私の大好きな『この街で』も熱唱していただき感無量でした。


今回は、「千の風」にちなんで本堂に隣接する瑞岩寺墓地に1000本のロウソクを灯し、幻想的な雰囲気の中で行なわれました。


私も僧侶になって20年以上になりますが、僧侶というのは般若心経の解釈にしてもついつい難しく説明してしまうところがあります。 新井さんは、そこを楽しくわかり易く、そしてすばらしい歌も交えた90分のずばらしい時間でした。


参加された方々は口々に「とてもよかった。感動しました。お寺でこういうイベントっていいですね。また、是非来たいです。」という声をたくさん頂戴することができました。

講演いただきました新井満さん、そして奥様。50人近い寺子屋スタッフのみなさんのおかげです。

心より御礼申し上げます。


新井満さんの最新CD『風神』や書籍『子どもに送る般若心経』もオススメです!

来年も寺子屋講座は続きます。是非、多くの皆様のご参加をお待ちしております。


合掌


平成二十一年十月 吉日

住 職      長 谷 川 昭 雄