『永平寺感動の旅』無事終了しました

去る10月17日、18日の両日にかけまして、今回20年ぶりにご本山に参籠(宿泊して精進修行すること)してまいりました。 私が修行した頃と変わらずすがすがしい雰囲気に触れることができました。いくつか感想文を頂戴しましたので掲載させていだきます。 合掌(副)


○今回、永平寺参拝ツアーに参加するにあたりすごく迷いました。友達の誘いを受け、それでも戸惑い副住職さんに声をかけて頂き参加を決めました。 道中もいろいろと考えていました。でも参加して良かったと思います。永平寺の雲水さんがとても美しく見えました。住職さんもこんなだったのかなぁと考えながら。 一番感動したのは西田講師さんの法話でした。話の内容と同じことを私も考えていました。私だけではないんだと共感出来た事。 この苦しみを知っている人がいるんだという事。1泊2日を過ごし自分の気持ちが少し落ち着いたような気がしました。写経しても奉納したのは始めてでした。 大変貴重な経験をさせて頂きましてありがとうございました。(C・O様)


○先日は大変お世話になりました。またお写真もありがとうございます。大本山永平寺はいついってもいいですね。大変幸せです。 みな副住職さまのおかげです。本当にありがとうございました。( A・K様)


○永平寺お世話になりました。何年か前に永平寺に行ったとき何も見ても光って見えました。私は今回エレベーターの世話になりました。 今回行かなかった方に、私が足が悪くてもとっても親切にしてくれると話しをすると皆行きたいなぁと言います。皆様大変お世話になりました。(M・A 様)


○先日は、永平寺に短い期間ではありましたが、参籠することができましたことを御礼申し上げます。たった一夜のことではありましたが、 とても長い時空を感じることができました。本ではなく、テレビではなく、そこに身を置き、薬膳を頂き、法話を拝聴し座禅を組ませて頂けたことは真に有難いことでした。 神宮寺の高橋住職や永平寺のビデオも強く心に残りました。また雲水さんの肌が奇麗なことに驚きました。永平寺の厳かな霊気の中で雑念を払い、 規則正しく生活しているからと推測しました。帰ってから、雑念の渦巻く中で喘ぎ生きていることを、新ためて思い知らされました。 永平寺の貴重な体験を忘れることなく日々過ごしていきたいと思います


永平寺に一夜の参籠請ひ願ひ座禅を組みぬ夫とわれと

朝まだき黒く光りぬ回廊を心無にして歩みゆきたり

雲水のきびきびとせし振る舞ひに読経を聞く明けの法堂

苔の蒸す寺庭の木々に漂へる霊気染み入むわが心根に

一夜さの座禅を終えし参道の五代杉より朝光溢れぬ

次回も是非、多くの皆様のご参加をお待ちしております。


合掌


平成二十一年十月 吉日

住 職   長 谷 川 昭 雄