寺子屋講座-井上治代さん『輝いていきるため、エンディングノートを書こう!』

寺子屋講座第1弾 井上治代先生による講演会『家族の絆 感謝の気持ち 生の証』が終了しました。  


井上治代先生は東洋大学ライフデザイン学部教授。生死の社会学、いのちの教育、家族社会学、ジェンダー論、世代論、地域研究法、フィールドワーク実習、ゼミナール等の授業を担当し、同大学大学院・福祉社会デザイン研究科福祉社会システム専攻に所属して院生の指導に当たっておられます。また、尊厳ある死と葬送の実現をめざした 法人エンディングセンーの理事長として、「桜葬」や「死後のサポート」「講座開催」など市民団体の活動を続けています。

今回は、春のお彼岸の法要後に『家族の絆 感謝の気持ち 生の証』と題してご講演いただきました。


エンディングセンターで使用しているエンディングノートの利用の仕方。ノートに使用による安心や家族への感謝ノートの作成の仕方などをご自分の経験をふまえてお話しいただきました。


瑞岩寺でも昨年度樹木葬「木もれ陽(こもれび)』が完成し、墓石を使用しない自然にやさしい墓地、自然に還るという思想が多くの共感を呼び利用者に喜ばれております。  

エンディングセンターで造成された桜葬や「墓友」といわれる同じお墓に入る生前の交友の安心などについても詳しく語っていただきました。


これからも葬式や法事だけではなく、地域の中心的存在、頼れるお寺づくりをこれからも続けてまいります。井上先生、誠にありがとうございました。


<プロフィール>【井上治代】 東洋大学ライフデザイン学部教授 社会学博士エンディングデザイン研究所 代表ノンフィクション作家法人エンディングセンター理事長 東京都世田谷区在住。東洋大学ライフデザイン学部教授(社会学博士)として、生死の社会学、いのちの教育、家族社会学、ジェンダー論、世代論、地域研究法、フィールドワーク実習、ゼミナール等の授業を担当し、同大学大学院・福祉社会デザイン研究科福祉社会システム専攻に所属して院生の指導に当たる。またエンディングデザイン研究所を立ち上げて研究活動を行うとともに、尊厳ある死と葬送の実現をめざした。


平成二十四年四月 吉日


副住職      長 谷 川 俊 道