今年最初の、寺子屋講演会 テレビやラジオでも有名な「夜回り先生」こと水谷修先生による講演会『夜回り先生、いのちの授業』が終了しました。 わざわざ横浜よりおいでくださり、本当に深い先生の実体験と子育て、生き方について学ぶことができました。心より御礼申しあげます。
ご講演各地で今もなお「夜回り」を続けられている先生の迫力と思い遣りは、私たち僧侶がもっともっと学ばねばならないと反省しきりでした。
本堂には入りきれないほどの方300人近くの方が来られ、先生のお話に真摯に耳を傾けておられました。今回は市内の小・中・高校にもちらしを配布し、校長先生をはじめ生活指導の先生方も多く参加されていました。
現実に、リストカットやシンナー、薬物依存、家庭内暴力、虐待などの青少年と正面から向き合う先生の目に、彼らはどのように映るのか。 また、教師として、彼らにどのように対峙すればよいのだろうか。このような他者とのやりとり、 経験を通して考えさせられる「教育者の本質」とは?「保護者の役割」とは?「寺院や地域のみなさんができることは?」について熱く語っていただきました。
多くの方が涙する本当にすばらしい講演でした。誠に有り難うございました。先生の益々のご活躍をご祈念申し上げます。
<プロフィール>■水谷修 氏
1956年、横浜に生まれる。少年期を山形にて過ごす。
上智大学文学部哲学科卒業。横浜市にて、長く高校教員として勤務。
12年間を定時制高校で過ごす。 教員生活のほとんどの時期、生徒指導を担当し、中・高校生の非行・薬物汚染・心の問題に関わり、生徒の更生と、非行防止、薬物汚染の拡大の予防のための活動を精力的に行なっている。 また、若者たちから「夜回り」と呼ばれている深夜の繁華街のパトロールを通して、
多くの若者たちとふれあい、彼らの非行防止と更生に取り組んでいる。
一方で、全国各地からのメールや電話による様々な子どもたちからの相談に答え、
子どもたちの不登校や心の病、自殺などの問題に関わっている。 その現場での経験をもとに、専門誌や新聞、雑誌への執筆、テレビ、ラジオなどへの出演、日本各地での講演などを通して、子どもたちが今直面している様々な問題について訴えている。
現在、花園大学及び関西大学客員教授
ホームページ http://www.mizutaniosamu.com
合掌
平成二十六年二月
副住職 長 谷 川 俊 道