寺子屋ライブ ダ・カーポさん『野に咲く花のように~いのちをつないで~』

本年度、寺子屋ライブ ダ•カーポさん『野に咲く花のように〜いのちをつないで〜が終了した。

かつて寺院は寺子屋に象徴されるように人々の学びの場として高い教育基盤を社会に与え、仏教は生老病死の四苦八苦の荒波を乗り超えるための妙薬として人々の心の支えとなっていました。恒例のライブもこの一環として行っています。


今回は、「いつまでも初心を忘れない」という意味のダ•カーポのお二人。テレビでおなじみの仲の良いデュオ。

透き通るような秋空のもと、3000本のキャンドルを境内に置き、新しいアルバムから「旅愁」「ハナミズキ」「ベストパートナー」など、10曲以上を披露していただきました。私の「般若心経」と「千の風になって」のコラボさせていただいたが、さすがプロであるお二人のハーモニーはそれはそれは素晴らしかった!       

お経を詠んでいた私のほうが、逆に気持ちよくなってしまう程でした。

      

トークも軽快で大病から生還されたお話しや、「いいことだけを考えて、前向きに明るく、、、」と400名以上もの参加者に勇気と笑い、感動を与えていただきました。       

エンディングは、「ふるさと」を聴衆とともに合唱していただき、瑞岩寺境内中がしあわせと感謝で溢れるようなライブでした。 

      

ダ•カーポのお二人本当にありがとうございました。       

今後も明るい寺子屋瑞岩寺では、当檀信徒はもとより志を持つすべての人々へ100回を目標にこの学びの場を提供してゆきます。

      

■ライブの音声はここからダウンロードできます↓ http://podcast5.kiqtas.jp/kikikomi/archives/2013/10/terakoya-talkconcert-in-zuiganji.html


■ライブの音声はpodcastでもウンロードできます↓ https://itunes.apple.com/jp/podcast/komatta-shino-tingkikomi-si/id624486999?mt=2    

         

<プロフィール>

■ダ•カーポ  いつまでも初心を忘れないようにという意味でダ・カーポ(音楽用語で最初に戻るという意味)名付け、榊原まさとしと久保田広子のデュオが1973年「夏の日の忘れもの」でデビュー。


翌年、フォーク調のさわやかなハーモニーで、「結婚するって本当ですか」の大ヒットを生む。その後2人は結婚。 以来、フジテレビ系『裸の大将放浪記』テーマ「野に咲く花のように」、TBS系『仙八先生』テーマ「不良少女白書」、東映アニメ「地球(テラ)へ・・・」、宮崎駿アニメ「名探偵ホームズ」など、映画やテレビドラマの主題歌、CM、キャンペーンソングなどに歌声を響かせ、「ファンタジーシリーズ」として「童謡」「抒情歌」「フォークソング」「アコースティック」のカバーアルバムも発表。幅広いレパートリーを持つ。


'93年、神奈川県の文化大使として、中国遼寧省の瀋陽で、日本人で初めてのコンサートを開く。

'96年には、広子の変形性股関節症の治療のために半年間、活動を休止するが、復帰後には闘病記「歩けるって幸せ!」(講談社)を出版。


'01年には、シングル、アルバム11種類(213曲)ものCDを発売。中でもNHK「新ラジオ歌謡・「みんなの歌」で放送された『よこはま詩集』は話題を呼ぶ。 30周年を迎えた'03年は、ダ・カーポネパールを旅したドキュメンタリー番組『ヒマラヤの詩 ~ダ・カーポ 金色の光を求めて~』がNHK-BS2で放映され、そのサウンドトラック盤と30周年記念ベストアルバム『ありがとう』を発売。


'04年には、新曲『人生の贈り物~他に望むものはない~』(さだまさし作曲)を発表、 '05年はシングル『ベストパートナー』と、『野に咲く花のように』を発売、'06年にはベストアルバム第2弾『ベストパートナー』をリリース。


'07年、デビュー35周年を迎えたダ・カーポ。6月には文化庁選定の「日本の歌100選」から、ダ・カーポのレパートリーを収録したアルバム「日本の歌ベスト30」をリリース。さらに、愛娘であり、ステージでも彼らをサポートしてきたフルーティストの榊原麻理子を正式なメンバーに迎え、レコーディングやステージでも親子3人での活動をスタートした。


9月には横浜市都筑区の親善大使として、フランスはオビニエ・スール・レイヨンのサンドゥニ教会でコンサートを行う。このコンサートは歴史的建造物である教会の壁画修復の完成を記念して開かれた。


10月にリリースしたアルバム「HOME」では、これまでのダ・カーポがずっと取り組んできた日本の名曲のカヴァーに加えて、世界の名曲18曲をカヴァー。初めて親子3人でレコーディングした意欲作。


さらに年末には、ニュー・シングル「青春のままに」をリリース、明けて2008年1月には、5枚組のCD-BOX「ダ・カーポCD-BOX ハートフル・ベスト」をリリース。同じく1月から、名作劇場「ポルフィの長い旅」のエンディングテーマを担当、その主題歌シングルを3月に発売。

これまで支援を続けてきた「AMDAネパールこども病院」(ブトワル)が設立10周年を迎え、現地の記念式典の中でコンサートを行う。「命の花」は、AMDAネパールこども病院のテーマ曲になっている。


1999~2010年、広子の変形性股関節症のため長期入院した神奈川リハビリテーション病院で、毎年1月に「ありがとうコンサート」を行なっている。病院への感謝の気持ちを忘れないためと、正月を自宅で過ごせない患者さんのために行なっているコンサートは、11回を数え、10回目の年には病院側から感謝状を贈られた。


2001~2010年、TBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」で、リスナーから募集した詩に曲をつけ、生放送で発表するという「ダ・カーポ作詩プロジェクト」をレギュラーで担当。9年間で、40曲以上の歌を制作、発表する。


2012年2月には『~もうすぐ40周年記念~』シングルとして「恋する横浜/ふたりの記念日」を発売。4月から榊原広子がNHK-FM「音楽遊覧飛行」のパーソナリティと、栃木県広報番組「満喫!とちぎ日和」(とちぎテレビ)のレギュラーを務めている。


2013年6月、40周年を記念したアルバム3種類をリリース。「とっておきの贈りもの」(新録)は、オリジナルと新旧の日本の名曲をカヴァーしたアルバム。「ザ・ベスト」は、ヒット曲や人気の高い曲を収録した正にベスト・オブ・ベスト(3枚組)。「ダ・カーポオリジナル大全集122(い~ふうふ)」は122曲の他に、ボーナストラック13曲(榊原まさとしsolo時代の楽曲)を収録。ダ・カーポの百科事典のような7枚組のCD-BOX。只今好評発売中!


2013年8月、デビュー満40年を迎える。 2013年10月から榊原麻理子がフルート留学のため渡仏。パリの音楽院に入学し、自身の音楽性に磨きをかける。 ダ・カーポは原点に戻り、今後は夫婦デュオとしてのハーモニーを響かせてゆく。


合掌


平成二十五年九月

副住職      長 谷 川 俊 道