寺子屋ライブ 吉田兄弟『~三味線だけの世界!~』

秋彼岸の恒例の瑞岩寺寺子屋ライブも7回目を迎えました。今回はナント!あの三味線で超有名な吉田兄弟のお二人をお迎えし「三味線だけの世界」と銘打って魂の演奏をしていただきました。3000本の蝋燭と100個以上もの灯篭を境内に配置し、幽玄な雰囲気の境内は、三味線の音に包み込まれました。450名を超えていたであろう聴衆も喜んでいただけたと思っております。

三味線は「和風ジャズ」と呼ばれています。中でも「津軽三味線」はもともと目の見えない方々が各家々を回り演奏を披露して生活の糧にしていたこともあり、演奏は激しく、ビジュアル的であり、楽譜はありません。ですから、100人が「津軽じょんがら節」を演奏すれば100通りの「津軽じょんがら節」があります。


お二人は本当にシャープで素敵なご兄弟であり、かたや演奏が始まると目つき顔つきが一変し、「魂」の地響きのような三味線をご披露いただきました。エンディング15分間の「津軽じょんがら節」は痺れました!たぶん、来ていただいた観客も皆同じ思いだったと思われます。

秋の夜長の本当にすばらしいひと時でした。誠に有り難うございました。お二人の益々のご活躍をご祈念申し上げます。  

     

<プロフィール>■吉田兄弟

吉田良一郎 1977年7月26日生 / 吉田健一 1979年12月16日生 北海道登別市出身。 ともに5歳より三味線を習い始め、1990年より津軽三味線奏者 初代佐々木孝に師事。 津軽三味線の全国大会で頭角を現し、1999年アルバム「いぶき」でメジャーデビュー。 邦楽界では異例のヒットを記録し、以降、現在まで12枚のアルバム他をリリース。 最新アルバムは「吉田兄弟ベスト 壱」「吉田兄弟ベスト 弐」。 2003年の全米デビュー以降、アメリカ・ヨーロッパ・アジア・オセアニア等、世界各国での活動や、様々なアーティストとのコラボレーションも積極的に行っている。 今年は「和の祭典」「弦奏~津軽三味線とクラシックのマリアージュ」「三味線だけの世界」 など各種公演を日本全国で展開中。 また近年、良一郎は代表的な和楽器(三味線・尺八・箏・太鼓)による学校公演を中心とした 新・純邦楽ユニット『WASABI』を始動させ、健一は若手トップクラスの奏者が集結した津軽三味線集団『疾風』をプロデュースするなど個々の活動の幅も広げ、日本の伝統芸能の枠を超えて、ワールドワイドに活躍できるアーティストとして期待されている。 http://www.yoshida-brothers.jp

合掌


平成二十六年九月秋彼岸

住職      長 谷 川 俊 道