今回は、テレビ朝日『ぶっちゃけ寺』、フジテレビ『 バイキング』などでも何度もご一緒させていただきました。松島龍戒さんに『彼岸へ GO!』と銘打って高野山真言宗の声明と、現代風に松島さんがアレンジした般若心経や歌などをご披露いただきました。
さすが、トークも歌唱力も素晴らしく、ご来場いただいた皆さん楽しんでおられました。
僕とのトークセッションも楽しんでいただけたようで、良かったです。龍戒さん、ありがとう!
合掌
松島龍戒(まつしま りゅうかい)プロフィール
1968年、神奈川県生まれ。高野山にて4年間修行、高野山大学大学院文学研究科修士課程修了。高野山真言宗功徳院住職として仏教伝道に尽力するとともに、一般社団法人現代仏教音楽研究会代表理事、認定臨床宗教師として、お経や仏教声楽「声明」の普及研鑽に励み、コンサートホールや病院、高齢者施設での仏教音楽コンサートを開催。著書に『癒しの声明CDブック』(WAVE出版)、『CD付き 書く、唱える、聴く 般若心経手習い帖』(池田書店)のほか、寺社巡り本の監修や仏教専門書への寄稿、さまざまな楽器演奏によるオリジナル仏教音楽CD『聲奏一如』シリーズの企画、テレビ出演など幅広い活動を行う。『般若心経』をはじめとする、さまざまなジャンルの仏教音楽をYOUTUBEで公開。公式サイトhttp://www.tera.or.jp/
コンサート実績
■第1回仏教音楽コンサート「聲奏一如」
(2011年豊島公会堂)
お経、声明と和洋中の楽器演奏とのコラボレーション
■第2回仏教音楽コンサート「聲奏一如vol.2」
(2013年大分BRICK BLOCK)
室内管弦楽、賛美歌と、般若心経や理趣経などのお経が共演
■第3回仏教音楽コンサート「聲奏一如vol.3」
(2015年文京区シビックホール)
12人の多宗派僧侶がバンド演奏で各宗派のお経を唱和
■お寺で聴く声明コンサート6回シリーズ
功徳院の本堂で、各回異なる楽器と声明のコンサート。
共演楽器は、二胡、ギター、バイオリン、ピアノなど。
■「仏響コンサート」(2018年 日本福音ルーテル東京教会)
パイプオルガン、弦楽四重奏の演奏で、教会の十字架に
お経を捧げるンサート。
■「声明コンサート」(2018年 和歌山県かつらぎ総合文化会館大ホール)
作曲家・車川知寿子さんの音楽監修による、コーラスやオペラ歌手との共演
参考
■現代仏教音楽とは
お経は本来、お葬式やご法事のためだけでなく、お釈迦さまが説かれ、2500年のあいだ世界中で語り継がれてきた「幸せに生きるための智慧の宝庫」です。そんなありがたいお経を、「いつでも、どこでも、だれにでも」触れてもらおうと、お経にさまざまなジャンルの音楽や楽器を取り入れた楽曲を、現代仏教音楽と名付けて活動しています。
■お経の効果
お経の歌詞は、心豊かになるもの、悩んだときの指針など、生きるうえでとても役立つものが多いのです。それだけでなく、最近では、お経を読んだり聴くだけで心身を安定させる効果が得られたり、認知症予防や健康効果を裏付けるなどの実験結果も報告されてい
ます。
■声明とは
お経を歌のように唱える伝統仏教声楽で、古代インドで生まれ日本に伝わりました。
「宮・商・角・微・羽」などの音程や、「呂・律・中曲」などの音階、「ユリ、ソリ」などと呼ばれる歌唱記号があり、長唄、民謡などの純日本音楽に発展しました。
声明には、和讃、ご詠歌、巡礼歌、念仏、伽陀など、和文、漢文、梵語等で説かれたさまざまな種類の曲があります。各宗派それぞれに流派がありますが、本コンサートでは、弘法大師・空海が唐から伝え、高野山真言宗を拠点とする「南山進流声明」という流派の声明をお唱えします。
■仏教音楽の可能性
お経と音楽のコラボレーション活動は、これまでお経と無縁と思われがちな、高齢者福祉施設や病院、教育機関から、心身の癒し、健康促進、芸術文化学習などに役立つと、期待がよせられています。音楽はお経の暗いイメージを和らげ、コンサートホールやライブハウスなど、場所を選ばずお経本来の良さを伝え、生かすことにつながります。是非、みなさまもお気軽に聞いてみて下さい。