加藤様(永代供養墓「永遠の杜」に両親を納骨)

高校生のときにお父様を亡くされた加藤さん。

そのとき、お母様はすぐにお墓を買わなかったそうです。

ただ、葬儀のあとで瑞岩寺に法事を依頼するなど、母娘でお父様を供養したいという思いをずっとお持ちだったとのこと。

「もしかすると、母はひとりっ子の私に墓守をさせたくなかったのかもしれません。」

 

その後、お母様を亡くされて瑞岩寺の永代供養墓を契約することになりました。

瑞岩寺にはいくつかの永代供養墓があるなか、加藤さんは自分に最も合うお墓として相続可能型の永代供養墓「永遠の杜」を選ばれました。

これからのお墓の在り方を考えた加藤さんが「永遠の杜」を選んだ背景をお聞きしました。

瑞岩寺の墓を知ったきっかけとは?

なぜ瑞岩寺を知ったのですか?

 

私が高校生のときに父を亡くしました。

葬儀をしたお寺は瑞岩寺とは別のお寺でしたが、そこのお坊さんとはあまり話した記憶がありません。

きちんと父を供養したいという思いから、チラシを見たことがきっかけだったと思うのですが母が瑞岩寺を知って、父の法事を依頼しました。

 

父の遺骨は自宅にて安置しました。

父は次男だったのですが、急に亡くなったこともあり、すぐにお墓を持つことはできませんでした。

法事を受けた長谷川住職も、こちらの気持ちを汲み取っていただいたかはわかりませんが、お墓を無理に案内することはされませんでした。

 

墓を探すことになったのは何故ですか?

 

2年前、母が急に亡くなったんです。

そのため母の葬儀後、ひとりになった私の自宅には父と母の遺骨がありました。

20代にして親の骨壺を2柱持つことになったのですが、大学でお墓の勉強をしたことがあり、お墓に対して自分の考え方を持っていました。

 

当時、海洋散骨などの選択肢が出てきたことで、人が亡くなったら儀礼的にお墓へ納骨する風習に疑問を感じていました。

お墓を買わなくてもペンダント型の手元供養で故人を供養することもできる。

なのにお寺はなぜ今もお墓を売るのかを調べていたんです。

 

当時、法事でお世話になっていた瑞岩寺が樹木葬を建碑することとなり、その開眼法要を取材させていただきました。

当時、ほとんど知られていなかった樹木葬に契約の申し込みがあることを長谷川住職からお聞きして、「人がお墓を持ちたいという思い」にお寺が応えていることを学びました。

 

母の死後、お墓をどうするのか迷いましたが、父方の祖母が「早くに亡くなった息子の墓前で手を合わせることができず残念」と話していたことを思い出しました。

そんな祖母の思いもあり、お墓に手を合わせるという供養をしようと考え、お墓を持つことにしました。

独身の私がお墓を持つには、永代供養墓の中でも永遠の杜が自分に合うと思いました。

なぜ永遠の杜を選んだのですか?

 

取材した瑞岩寺の樹木葬に関心はあったのですが、自分の将来のことを考えた結果、改葬する(お墓の引っ越し)可能性もあるのではないかと思い至りました。

もし仮に太田を離れることになったら、お墓をどうすればいいのか。 今だからこそ太田に住み続けたいと思えていますが、当時は別の場所に住んでいましたし、これからどこで暮らすことになるのかわからないと考えていました。

永遠の杜はお墓を維持できない場合の課題を解決できるお墓であると思われました。

 

  • ・個別埋葬なので、お墓を引っ越すことができる
    ・一般墓地と違って墓碑がないので、複数の家系を納骨できる
    ・お墓を引っ越しても、そのお墓を他の人が使うことができる

 

これらの条件がすべて揃い、私は永遠の杜を選びました。

お墓を持たない選択もできましたが、散骨するとそのあとにお墓を持つことが出来なくなるので、将来の自分の状況に合った選択肢を持っていたいと思いました。


長谷川住職の印象はどうでしたか?


父の法事から長くお世話になっていますが、コミュニケーションが取りやすく相談相手になってくれるお坊さんですね。

それまでお寺には、新たな人を受け入れてくれるイメージがあまりなかったんです。

しかし、長谷川住職は生老病死に寄り添うことをご自身で発信されていることもあり、供養だけではなく相談してみたらいろんなことを話してくれました。

墓を決めた理由

永遠の杜を決めたのは、引っ越しができるお墓だからです。
将来のことを考えお墓をどうやって維持するのかについても選択肢が持てるお墓だと思います。

私にとって永遠の杜をもつことは、お墓の選択における最適解でした。

墓への思い

お墓を持ちたいという思いが叶うお墓が瑞岩寺にあって良かったと思います。

父が亡くなった後に瑞岩寺と出会ったことが、母と供養についていろいろと考えるきっかけになりました。

いま思えば、母もゆくゆくはお墓をもつことを考えていたのかも知れませんが、様々な事情により10年間先延ばしになり、私の名義でお墓を契約するに至りました。

長谷川住職は複雑な家庭の事情まで話せる相手でした。


また、永遠の杜は墓石のプレートに自分で好きな言葉を刻めることも良かったです。

私が選んだ言葉は、読書で出会った行基菩薩の言葉「山鳥のほろほろと鳴く声聞けば 父かとぞ思ふ母かとぞ思ふ」です。

「瑞岩寺の墓を検討されている方へ」

長谷川住職はコミュニケーションが取りやすいので、相談したいことがあれば瑞岩寺に連絡してください。

私たち母娘も長谷川住職のポジティブな考えに励まされたので、相談しにくいことも聞いてくださると思います。


(インタビュアー・文)DIALOGUE TEMPLE 編集長 池谷正明

「永遠の杜」相続可能型(家族型)永代供養墓

◆個々人の納骨式お墓として利用いただけます。 


◆相続する方がいなくなった場合、33回忌まで瑞岩寺が施主となり責任をもって供養致します。ご遺族と連絡が取れなくなった場合、13回忌以降は合祀させていただきます。


◆骨壷であれば2体、骨袋であれば10体の納骨が可能です。下はカロートなので散骨すれば何体でも納骨が可能です。


◆生前に契約しておき、瑞岩寺が責任をもって葬儀、納骨、供養まで行うことも可能です。


◆毎年お盆に合同の永代供養を行ないます。