諏訪様(一般墓地に両親を納骨)
20代の頃から藤岡市の建設会社に勤務する諏訪さん。
生まれ育った大泉町の菩提寺にはお墓があったのですが、ある理由から新たにお墓を探すことになったそうです。「母の願いを叶えてあげたかった」と、藤岡市と太田市の寺院墓地を数多く下見し、瑞岩寺のお墓を選びました。諏訪さんがお墓選びにこだわったポイントをお聞きしました。
瑞岩寺の墓を知ったきっかけ
墓を探すことになったのは何故ですか?
私たち家族は両親と祖母、妹、弟の6人家族でした。
父は長男だったので、大泉町にある曹洞宗のお寺に祖父のお墓を持っていました。
両親はすでに大泉町を離れ別の場所で暮らしていたこともあり、菩提寺のお墓は、祖母、叔父を中心に三人でお墓参り等をしていました。
そんなとき、父が亡くなったんです。
普通ならそこに父を納骨します。
しかし両親から「私たちが亡くなったら、夫婦一緒に他のお墓へ入れてくれ」と言われてました。
そして、父の納骨は新しく墓地を決めてからとしていて、父の三年忌をして間もなく母も亡くなってしまいました。
両親が「曹洞宗のお寺の墓地を探してね」と言っていたので、長男として藤岡市でお墓を探していました。
太田市の墓を探すことになったのは何故ですか?
両親の墓を探しているとき、祖母が亡くなったんです。
祖母の面倒を叔父夫婦が見ていたので、叔父が喪主として祖母のお葬式をあげてもらい、祖父が眠るお墓を墓じまいして、叔父が持つお墓に祖父の遺骨と一緒に祖母を納骨しました。
妹と弟が太田市に住んでいることもあり、お墓は藤岡市と太田市で探すことになりました。
インターネットで「太田市」「曹洞宗」、「藤岡市」「曹洞宗」で検索した寺院の地図を調べて下見へ行きました。あとから気付いたのですが、そもそもホームページを持つお寺が少ないと思っていたので、瑞岩寺のホームページも見ていませんでした。
墓を探すポイントは何ですか?
私は建設業界で長く働いているからか、物事は現場を見ないと判断できないと思っています。
逆に他の情報を入れないようにしようと、住職から話を聞くようなことはしませんでした。
私が重要視したポイントは3つです。
- ・境内がきれいに整備されているか
・区画が画一的でなく、広さを選べるか
・明るい雰囲気があるか
両親を供養する場所は自分たちの感性で決めたいと思いました。
両親を大切に供養してるかどうかは墓地を見ればわかるからです。自分が下見した寺院は再度、妹弟でも下見をしました。
藤岡市の曹洞宗寺院には幼稚園があり賑やかで、地域住民と祭りを実施するなど活気がありましたが、墓地の雰囲気が暗かったんです。
妹が見つけた太田市内の寺院は便利な場所にあったのですが、区画を詰め込み過ぎていてあまり良い印象がありませんでした。
そのなかで瑞岩寺の下見をし、妹弟も連れて意見を聞いたところ「いいんじゃない」と言ってくれたので、瑞岩寺のお墓を選びました。
墓を決めた理由
瑞岩寺のお墓を選んだ理由は3つです。
- ・境内がきれいに整備されている
・空き区画も見やすく、ゆったりとしている
・墓地の雰囲気が明るく開けている
私は現場を見て、このお寺が誰のために何を大切にしているのかがわかりました。
長谷川住職と初めて会ったときにはすでに契約を決めていましたが、両親をしっかり供養してくれる人だろうとわかりました。
この記事に出ている瑞岩寺の施主のなかで、もっとも住職と話さずにお墓を決めた人のひとりだと思います。
今回の取材で初めて知ったのですが、瑞岩寺のホームページでは境内の整備状況を常に更新してくれているそうです。それも住職が檀信徒の方々のためにやってくれていることだと感じましたね。
墓への思い
毎朝晩と両親の遺影に手を合わせる毎日が続きましたが、やっと両親を供養してあげることができます。
これまで両親の面倒をみてあげられなかったので、墓参りをしたいと思います。
「曹洞宗のお寺の墓地を探してね」と言っていた母の願いを叶えることができたので、これから法事や施餓鬼などの行事に参加してみたいと思います。
「瑞岩寺の墓を検討されている方へ」
瑞岩寺のお墓を下見してみてください。
ひとりでもご家族と一緒でも、境内の雰囲気を感じれば価値がわかると思います。
(インタビュアー・文)DIALOGUE TEMPLE 編集長 池谷正明