伊藤様(一般墓地に家族を納骨)
12年前にご家族を亡くされた伊藤さん。
伊藤さんがお墓探しでこだわったことは、お寺が管理する寺院墓地であることだそうです。
亡くなった故人と向き合いたくて、一般墓地に決めたという伊藤さんが瑞岩寺を選んだ理由をお聞きしました。
瑞岩寺の墓を知ったきっかけとは?
墓を探すことになったのは何故ですか?
家族を亡くしたからです。
40代でお墓探しをすることになったのですが、東京でお葬式をしたので、お墓は太田で探しました。
生まれ育った土地ではありませんが、昔から墓参りはよくしていたので、近い距離にお墓が欲しかったんです。
墓を探すポイントは何でしたか?
お寺が管理する寺院墓地を探しました。
私の祖父母のお墓は寺院墓地ではなかったのですが、霊園のお墓だと墓参りするのも寂しいと感じていました。就
職で太田に来ましたが、太田のお寺にはあまり明るいイメージがなかったので、探すのに苦労するかと思っていました。
瑞岩寺の墓をどうやって知りましたか?
瑞岩寺のホームページでお墓を案内していることを知りました。
インターネットで検索したのですが、「太田市」「お寺」で検索しても行政が案内する観光寺院の紹介ページしか出てこなかったんです。
太田にはお寺が多いと思っていたのですが、ホームページを持つお寺は少なかったんです。
いくつか霊園も出てきましたが、瑞岩寺のホームページがトップページに出てきました。
他のお寺のホームページも2、3つ見ましたが、「お墓を分譲しています」しか案内しておらず、詳しい情報は書いていませんでした。
その点、瑞岩寺の墓案内ページにはすべての情報が書いてありました。
価格はどのくらいするのか、お墓の場所はお寺のどこにあるのかなど、私が知りたかった情報が詳しく案内されていて、親切なお寺だなと思いましたね。
調べたタイミングが四十九日に近かったこともあり、その場ですぐ瑞岩寺に電話しました。
墓の見学で知りたかったことは何ですか?
見学に応対してくれたのは、当時副住職だった長谷川住職でした。
電話したとき、四十九日も近いので納骨してあげたいと伝えると長谷川住職がすぐに会ってくれたんです。
瑞岩寺は永代墓などお墓の種類が多いですが、私がお墓を持つなら、故人と向き合える一般的なお墓を持ちたいと思っていました。
長谷川住職の印象はどうでしたか?
若いお坊さんのイメージでしたね。
他の場所でお葬式をしたことを伝えると、その事情も汲み取ったうえで、簡潔に説明してくれたんです。
- ・他の寺院でお葬式をしても、戒名は瑞岩寺でつけることができる
・お墓の場所は区画表で全体を見せてくれたうえで、希望の空き区画を選べる
など、余計な説明が少なく決めやすかったんです。
説明してくれたあとに墓地区画を見学しましたが、金山(新田金山)が望めるお寺っていいなと感じました。
墓を決めた理由
墓を決めた理由は3つあります。
- 1:明るいイメージのお寺
2:故人と向き合える一般墓地がある
3:相談しやすいお寺
墓参りがしたいので、墓地に入りやすいお寺だったのがいいですね。
墓地には怖いイメージがあって、いずれ私が亡くなった時も、そのお墓に入るので暗い墓地は嫌だったんです。
その点、瑞岩寺は保育園(現在はこども園)もあって賑やかだし、明るくて開かれたお寺のイメージでした。
また、人に荒らされたりしないように、カメラも設置してあるので安心でしたね。
また、長谷川住職が相談しやすい人だったことも大切でした。
私は毛里田の慣習がわからなかったので、例えば寺院墓地では供物を出来る限り控えた方がいいなど、オープンな性格だからわからないことは些細なことでも丁寧に教えてくれます。
その後、母を亡くして実家の近くでお葬式をしたのですが、いま思えば長谷川住職にすぐ相談しておけば遠方地でもお葬式をしてくれたかもしれません
墓への思い
お墓を持つと、故人と向き合える場所ができます。
私は毎月、墓参りをしていますが、お寺のお墓を持って良かったと、いつも子供たちと一緒にお墓を掃除するたびに思っています。
瑞岩寺と出会ったことで、供養をしてもらうことが増えましたね。
これまでお寺で法事をせずに育った私でしたが、読経を聞くことで気が引き締まるんです。
お墓を持ったことで気付いたことはたくさんあります。
「瑞岩寺の墓を検討されている方へ」
瑞岩寺は気軽に来れるお寺です。
ぜひ用事がなくても一度来てみてください。
墓の見学でなくてもいいので、ぜひ桜の時期に来て欲しいと思います。
(インタビュアー・文)DIALOGUE TEMPLE 編集長 池谷正明